いろいろ気にならない2017年07月04日 13時08分08秒

病気休みも長引いてきたけれど、まだ復職の目途は立たない。
たんだんと仕事や職場の事を考える事がなくなってきた。
このままだと復職するのを忘れてしまうのではないかとやや不安になるが、まさかね。
とはいえタイムリミットはあるので、気がついたら無職、というのは避けたい。
ところで、気にならなくなってきたのは仕事のことだけではなくて、人の話を聞かなくても気にしない症状は進行しているし、時刻や予定をあまり気にしなくなってきた。日付感覚がおかしくなるのは病気の兆候だと思っていたが、一旦戻りかけた感覚がまた麻痺しつつあるのは、病気とは違う症状であるように思う。ただ気にならなくなったのだ。
人前で発言することも気にならなくなってきたし、服装も気にならない。睡眠時間が不足していても気にならない。貯金が減っても気にならない(今のところは)。
こういう「気にならない」が増えてきて、なんだか自由になったような気がする。
でもよくよく眺めてみると、社会的にダメな人になりつつあるようにも見える。
もともとそういう人だったのが無理してたから病気になったのかな、とも思うが、それもちょっとさびしい。
睡眠不足(この頃中途覚醒が多い)と関係あるのかもしれないけれど、最近また頭がぼんやりしがちである。色々なことをよく忘れる。もちろんそんな事は気にならないのであるが、これも社会的には残念な事だ。
そろそろ修正方向に舵を切らないと、家族が路頭に迷うかもしれない。
まずは睡眠サイクルをなんとかしなきゃなー、と思いつつ、血圧と頻脈が気になってついぐだぐだしている。
加えてこの鬱陶しい天気に台風の発生。自律神経が自立していない人にとってはかなりきつい。
やっぱりのんびり時を待つしかないのか。
そう考えてホッとしている自分が良いのか悪いのか、どうにもよくわからない。

今度はおしゃべりになった2017年07月06日 14時54分59秒

自分の体調がよくわからない。
寝不足なのに、やたら活発だったりする。
ここ数ヶ月間飲んでいる薬のせいではないかと思うのだが、はっきりとはわからない。
飲み始めの頃はそんな効果はなかったし、最大用量を服用してやっと「やる気スイッチ」が入ったものの、思考が空回りしていたり、睡眠が悪くなったりしてきたので、服用量を減らしている。昨日からは、最大時の半分以下の量になっているが、いぜん頭は空回りを続けているようだ。
なにがどう空回りかというと、とにかくおしゃべりになる。
リワークに参加していても、発言にとりとめがなくなったり、イレギュラー発言が多い。
自宅でも、もう寝なければいけない時刻なのに、おしゃべりがとめどなく出て来る。
最近、さすがに疲れてきて、頭の痺れ感が時々復活する。ああ、懐かしい頭の痺れ。もう忘れかけていたのに、こんなところで再会するとは。
SNSを眺めていても、やたら口をはさみたくなる。なんだか一日ちょこまかしていて、落ち着きがない感じなのだが、その実、疲れていて大して動いていない。
首の調子が悪くて、血圧も高いので、暑い日に外に出るだけで気持ち悪くなる。とても運動なんかできたものではないので、身体はなまる一方。そして意識のどっか端っこの方がちょこまかと動き続けている。時々頭がふくらんで「ぱーん!」と弾けるのではないかというようなムズムズ感に襲われることもある。
そんな落ち着かない気分にとりつかれているものだから、マインドフルネス的な事が一切できなくなった。腹式呼吸も瞑想も全然できない。ついこの間には「いつでもどこでもできるようになったぜ」といい気になっていたのだが、今は気持ちが深いところまで降りていかない。
もうひとつ気になること。酒量が増えた。良くない。特にこの病気には。
ストレスが増えたわけでもないのに、何でだろうと考えたら、この気分のせいかもしれない。因みに、飲んでもなかなか酔わない。どうなっているんだろう。
自分の体調を客観的に見ることができているので、ギリギリでコントロールできているとは思うのだが、そのうちSNSあたりで何かやらかしてしまいそうで怖い。気をつけなければ。
しかし、フィジカルのトラブルに続いて、メンタルも逆方向に振れてくるなんて、うんざりだ。
そろそろタイムリミットを意識しながら療養したいのに、つくづく面倒くさい病気だと思う。

身内だったか2017年07月09日 12時20分46秒

先日、定例のカウンセリングを受けた。
いつものように、病状の経過と、気になること、これからの事などを話していく。
一段落ついたところでふと思いついて「今ハイに傾いていて行動的になっていると、もう治っているのにサボってると思われそうで気になります」と言ってみた。
もう休みも長引いているし、体調が良いときには出かけたりもしている。直後に倒れていることも多いので、まだ仕事に耐えられる状態ではない。本当は一人で虫捕りに生きたいけれど、途中で動けなくなったらという不安が払拭できない。
カウンセラーの答えは「今、誰かに言われているんですか?」だった。
それを聞いて僕はきょとんとした。あれ、そうだな、言われているわけじゃないか。職場に顔出しに言ってもそんな事ないし。
「あー、ないですね。でも思っている人はいるだろうな、と。気にしても仕方がないんですけど」という曖昧な事を言ってその場は終わった。
しかし、家に帰ってみると、実は心当たりがありありだったのだ。
まずは義父が「調子はどうですか?」と聞くので「まだ調子が良くなくて」というと「そんな事はないでしょう」と答える。いや、単に気を使ってくれているだけだと思うのだが、ちょっとぎくりとする。実父にも「まだだめなのかね」と言われる。いや、これも心配してくれているのだと思う。妻も「そんなアニメばっかり見ているんなら手伝ってよ」という。いや、ですからさっき掃除をしてエネルギー切れなんですってば。今はこれぐらいしかできないんだって。
そう、家庭内で、あるいは親類に掛けられる様々な言葉に対し「俺、さぼっていると思われているのかな」という疑念を自分で抱えてしまっているのだ。
最近、躁転ぎみでいろいろ思いつくので、余計そんな風に見えるのかもしれない。特に家事に関しては、まかせっきりで申し訳ない。でもいちいち報告しないけど、ちまちました掃除は、時々やっているんだよ。それからリワーク行くのだって、遊びじゃなくて治療なんだよ。
家族は理解してくれている、そうは思っているものの、気持ちは動き続けるものだ。時によって、理解が深かったり、疑いを持ったり、揺れ動くのだろう。
先程も、あるイベントに参加して、懇親会にまで参加するつもりでいる事に対して妻から「いいわよ、遊んでらっしやいよ!楽しんでらっしゃいよ!」と嫌味たっぷりに言われた。
だからって、家に引っ込んでいたら、沈むばかりだ。
楽しんではいけない?病気だから?
暗い顔をしていたらいいのかな?それも不愉快だとか言ってたけど。
「家族は第2の患者」という言葉があるそうだけれど、本当にだんだんつらい状況になりつつある。
早いところ復職しないと、つらさが増していきそうだ。とはいえ、不完全で戻っても再発必至だし。
非常に悩ましい。

できるようになったこと2017年07月09日 18時42分21秒

この頃、病状が混迷しているので、何かと自信を失うばかりだ。

自信を取り戻すために、休職当初はできなくて、今はできるようになった事を列べてみよう。
・読書ができるようになった。:仕事をしていても書類を読むのが一苦労だったが、最近は日によってむらがあるものの「読む」という事ができるようになってきた。
・文章が書けるようになった。:なぜか、読むより先に復活した。ただし、こうやって考えていることを表現できても、複数の資料を集めたり、比較したりしながらて文章にするのはまだハードルが高い。
・腹筋ができるようになった。:自分でも驚いたことに、腹筋と背筋がめちゃくちゃ弱っていた。ちょっとした筋トレの継続でかなりしっかりしてきた。
・書店に行けるようになった。:たくさんの書物に囲まれているとくらくらして大変だった。特にコミックコーナーはタイトルの自己主張が強すぎてへたり込むほどのダメージだった。今でもコミックコーナーはあまり得意ではないが、立っていられる。
・色々な音楽が聴けるようになった。:調子が悪い間はギター(村治佳織)しか聴けなかった。今はなんでも聴ける。不思議なものだ。
・まっすぐ歩けるようになった。:当たり前のようだけど、調子が悪いと目を開けて歩くのが難儀だった。
・短期記憶が使えるようになった:この頃また危うくなっているが、複数の事を頭にキャッシュしておくことがそこそこできるようになった。以前はまったくできなくて、いつも混乱していた。
・朝、1時間もかけずに起き上がれるようになった。

こんなものだろうか。
ささやかなものと見るべきか、ずいぶん良くなったと見るべきか。
うーん。

お薬のおかげです、でも…2017年07月11日 14時39分39秒

昨日はとても楽しかった。
上坂浩光監督の新作「HORIZON」の試写会。
恒例の懇親会もあって、色々お話ができた。
とはいうものの、まず上映中に複数回寝落ちしてしまったのが残念だった。
上坂監督の作品で寝たことは一度もないのに…
最近飲み始めた炭酸リチウムのせいだと思う。
素晴らしい作品だ!と言いたいのに、ストーリーがちゃんとわからない。
なんとももどかしい。
ただ、一度観ただけではわからない、という意見も多々あったので、もう一度観なければなるまい。多摩六都科学館で秋に上映予定だそうだから、ぜひ行こう。

懇親会ではちょっと飲みすぎて、今朝は二日酔い気味だった。
病人がこんな事してはいけない。
そういえば、家に帰った記憶がない。懇親会はいつ終わったのだろう。
でもちゃんと時間通り家に帰っていた。
家では結構荒れてたらしい。覚えていない。
そういう酔い方はめったにしないのだが…ああ、あった。あの時も薬が変わったばかりだった。
このタイミングで飲み過ぎはかなりイケナイみたいだ。
ていうか、本当はお酒を飲んじゃいけないんだよなあ。

この間、久しぶりに薬のことを調べた。
新たなタイプの薬が加わったので、やっぱり気にしておかなくてはと思ったのだ。
それが全然役に立っていないのはさておき、病気の正体に確信が持ててきた。
現在の主剤はSNRI。セロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害する。
セロトニンの方はかなり効果があったらしく、うつ的な気分はだいぶなくなった。
一方、なかなかやる気スイッチが入らなかったのは、ノルアドレナリンが足りないせいらしい。
こちらはSNRIを別な種類のに変えてからだいぶ改善した、というか躁転と言っても良い状態になった。

一説によると、ノルアドレナリンの分泌が減ると、その受容体は感度を上げるらしい。
久しくやる気スイッチが入っていなかったのだから、きっと僕の受容体は超高感度になっていたのではないかと思う。そこへ久しぶりのノルアドレナリン。大喜びで反応したに違いない。そして躁転した。うつ病なのに。
今はそれを抑えるために、炭酸リチウムが処方されている。SNRIも減量。これを増強療法と呼ぶのだそうだ。難治性のうつ病に適用と…難治性だったか。
これでなんとかなってくれれば良いと思う。
ただ、結局はセロトニンとノルアドレナリンの不足は改善していない。
SNRIはそれらを増やす薬ではない。
なるべくストレスがかからない生活をしているのに、枯渇した状態が続いているという事は、生産量が依然、少ないままということだ。
つまり、機能すべき部位が機能していない。
薬のおかげで楽になったけれど、決して本調子と言えないのは、このせいだと思う。

壊れた脳は、直るのか。

わからない。

今更ながら、ストレスというものの恐ろしさを身にしみて感じている。
組織の精神衛生担当の人、管理職の人、トップに立つ人は、このことをよく知っているべきだと思う。
ストレス環境は、人の身体を傷つけるのだ。そしてその傷は治らないかも知れない。
ストレスを甘く見てはいけない。心の病は見た目以上に深刻なのだ。
今頃になってようやくわかった。