SHUSA-K blog

ここ5、6年、ずっと病気の事を考えていた。
病気が好きなわけではない。
ずっと気にしていないといけない病気だし、症状だってある。
気にしているから調子が悪くなるのかもしれないけれど、そこはよくわからない。
４月の人事異動で配属が変わった。
それで健康に影響が出る事は覚悟していた。
だから、余計な事は考えず、なるべく負荷がかからないように気をつけていた。
それでも疲れる時には休んで、頓服も大いに活用して、1、２ヶ月かけて体を慣らしていこうと思っていた。
考えが甘かったみたいだ。
気がついたら、朝、体が動かなかった。
目を覚ましても、職場がものすごく遠く感じる。
ああ、これはダメなやつだ。
職場の人間関係はとても良い。みんな親切で、優しい。
不慣れな仕事で緊張もするが、まあなんとかなる。
行きたくないという気持ちはない。
なのに、体が動かない。
うつ症状なのだろうか、と思うと少し気持ちが寒くなる。
もうここには戻ってくる気はなかった。
ここ、というのは、病気の自分と、それを取り巻く諸々の事。
いや、まだ完全に戻ったわけではない。
まだ抵抗できる。
病気は嫌だ。戻りたくない。
そう思い続けないと、病気と向き合わないうちに負けてしまう。